チューンナップ前のソール
滑走面のサンディングとベースエッヂの研磨
サイドエッヂの研磨
ディスクエッヂサンディングマシーン
エッヂのケバ取り
ストラクチャーマシーン
ワクシングマシーン
完成!!
   
 
ここでは、皆さんが気になるスノーボードのチューンナップについてお話します。かなり興味深いお話だと思いますで、しばらくお付き合いくださいね。
     
  いきなり結論から言いますと、皆さんが現在使用しているスノーボードの本来の性能を引き出すにはチューンナップが必要です。そればかりか、これから購入される新品のボードも本当はチューンナップが必要なのです。「えっ?新品なのにチューンナップするの?」そうですよね。新品のボードを購入して、それをまたさらにお金をかけてチューンナップする人はかなりの少数派だと思います。普通に考えれば、お店から購入したボードはそのまま滑れるものだと思いますよね。(もちろん、全然滑れないことはないですが。)ですがボードは、工場から出荷されたそのままの状態では先にも述べたようにそのボードが持つ本来の性能を発揮することはできません。では、なぜチューンナップが必要なのかをこれから説明します。  
     
 
 
NEW BOARD にはこんなに保護用ワックスがついてます
ほとんどのメーカーは滑走面にワックスを塗って出荷します。ですがそれは残念ながら滑走用のワックスではなく保護用のワックスなんです。

工場で生産されたボードはメーカー、お店などを経てお客様に渡るまで何ヶ月もの期間が経過してしまうため、その間の滑走面の酸化を防ぐために保護用のワックスが必要なのです。もちろん保護用のワックスですからそのまま使用してはボードがちゃんと走ってくれません。

それにその保護用のワックスも酸化しているのできちんと取ってあげないとボードに悪影響を与えてしまいます。
ご自分でやろうとしてもスクレーピングだけでは完全に取りきれないので、完全に取れるまでクリーナーを使うとなると大量のクリーナーが必要になるのでこれもまた、滑走面に良くありません。
ですからチューンナップマシーンで削り落としてやるのが一番です。

 

 
チューンナップ前のケバ立ったソール
チューンナップ後のきれいなソール
メーカーは滑走面がなるべくフラットに近い状態になるようにボードを生産していますが、まだ完璧には仕上がっていません。(かなりひどい状態のブランドもあります。BURTON が一番クオリティが高いのも事実です。

ですので先の保護用ワックスの除去と同時にソールをフラットにサンディングしていきます。そうすることによってメーカーの荒いサンディングで生じたケバもとれ、フラットで保護用のワックスの残っていないケバの少ないきれいで滑走性の高いソールが出来上がります。

 
ストーンストラクチャー後
今ではほとんどのボードにストラクチャー(滑走面の縦溝)が入っていますが、メーカー出荷時のストラクチャーは非常に荒く、深く入りすぎていたり、時にはサンディングのペーパーの跡としか思えないような物もあります。

ですから先の工程で滑走面をサンディングした後にふたたびストラクチャーを入れ直します。しかも現在では一番滑走性が高いと言われているナナメのストーンストラクチャーを入れていきます。これによりメーカー出荷時とは比べ物にならない滑走性を得ると同時に、滑走面のワックスの浸透性も高いソールが出来上がります!