いつも当店でボードをお買い上げくださっている皆さんに朗報です。
今まで当店で販売したボードは非常に高精度のチューンナップが施されていますが、(知ってました?)
今年よりその精度がまた1ランク上がります。
日本にまだ1台しかないチューンナップマシーンが導入されました。
(すいません、北海道にもう一台入りました。)
チューンナップと言ってもその内容はさまざまで、
普通、NEW BOARDの場合はダリング(トップとテールの使わない部分のエッヂを落とす作業)と
ワクシングがメインとなるわけですが当店の場合、それ以上のチューンを行っています。
たくさんあるスノーボードメーカーの中でもBURTONのスノーボードは他のメーカーに比べて
非常に高い精度で作られています。
(25年も作っていれば世界で一番でも当たり前ですが・・・。)
しかし、まだ完全に滑れる状態にまでは仕上がっていないのが現実です。
(どのメーカーのボードもそうです。)
そこで僕らの出番です。
まずダリング。
これをしないと非常に危険です。
滑っているときに変にひっかかったりするだけでなく、
人に当たった場合は最悪ケガをさせてしまう恐れがあります。
保護用ワックスの除去
これが、かなり大変なんです。
ボードをそのままの状態で空気に触れさせておくと、ソールが酸化してしまうので
メーカーは出荷時に保護用のワックスをソールに塗っています。
(このワックスが、すごくしつこい!!)
このワックスはあくまでも保護用なので、これを完全に除去してから滑走用のワックスを塗らないと
ボードが走ってくれません。
でもこれをユーザーが自分で完全に除去するのは、無理なんですよ。
もし、スクレパー等で剥がしたあとリムーバーでこれを取ろうとすると
完全に除去するにはリムーバーによってソールがケバ立つくらいしないと取れません。
それでは意味がありませんよね。
ですから、そうならないようにこれを完全に落とします。
ソール面のサンディング
ソール面が均一にフラットになるようサンディングしてゆきます。
最初から完璧にフラットのでてるボードなんてありません。
他メーカーのボードで、(名前は言えませんよ。)フラットが出せないボードもあります。
あまりにも反っているのでフラットがでるまで削るとソールやエッヂがなくなってしまうからです。
ストーンストラクチャー
サンディングするだけではせっかくのストラクチャーが消えてしまいます。
(メーカー出荷時にストラクチャーが入っていますが、あまり程度のいいストラクチャーではありません。)
そこでストラクチャーをきれいに入れなおします。
しかも、ナナメストーンストラクチャーです。
(通常のストレートより断然ボードが走ります。)
エッヂのビベル
最近のボードは最初からビベルを入れています。
ボードの種類によってビベルの指定角度はまちまちなので、そのボードに適したビベルを
正確に入れてゆきます。
現在の技術ではビベル1度は0度以上2度未満程度のものでしたが、新しく導入するマシンのおかげで、
ビベル1度はきっちり1度の角度を入れれるようになりました。
ワクシングと酸化防止
ここまできてやっとワクシングができます。
ソール面はワックスを塗ることで酸化は防げますが、エッヂはそのままでは酸化してサビてしまいます。
お店から受け取ったボードのエッヂが錆びていたら悲しいですよね。
そこで、エッヂには酸化防止剤を塗っておきます。
これで完成!
もう、いつでも滑りに行けますよ。
ここまでNEW BOARD のプレチューンナップに、こだわる訳は
こうすることによって、初めてそのボードが持つ本来の性能が発揮できるからなのです。
ですから、シーズン終了後のチューンナップも、ボードのためにできるだけやってあげてください。
もちろん、他のお店で購入されたボードも当店でチューンナップ可能ですので
興味のある方は遠慮なくご相談ください。
次回、ワクシングの話、しましょうか?
かなり興味深いですよ。
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