ここからは僕個人の意見です。反対の意見の方も当然みえると思うので、参考程度に聞いてくださいね。 オーブン等を使用して、ブーツのインナーをその人の足型に成形することができるブランドのブーツがありますよね。これは画期的なシステムで「世界に一つだけの自分の足の形のブーツ」を作ることができます。僕もそのブランドのブーツを自分で熱成形して始めて履いたときは感動しました。 「すげぇ、足の形になってるよ！」 でも実際に使ってみるとデメリットな部分もかなりあるのでどちらが自分に適しているかどうかをちゃんと見極めて選んでください。 メリット： 他のブランドのブーツでは外反母趾等で、どうしても強い足の痛みがでてしまう方には痛みを軽減させることができる。 当店でも販売をしている理由はその点です。 デメリット：素材の性質上、足が非常にムレます。（ブーツが臭くなる）成形の際インナーを引き伸ばしたりつぶしたりするのでインナーの密度が部分部分によってかなりの差が出る。素材の性質上、インナーに反発力がないためアウターが硬いものが多い。 それによって、非常に硬くて使いずらいフレックスのブーツになる。 またアウターが硬いため、ブーツの紐を締めるのにすごい力が必要になる。 紐で完全に締め上げることが難しいのでブーツの中で足が遊びがちになる。 かかとが浮きやすい。 アウターのやわらかいものは反発がない。 へたりが早い。 インソール別売りなので余分な出費を強いられる。 使い続ける限り何度も焼き直しをしないといけないのでそのたびに余分な出費を強いられる。 どうですか？ 足にすごい痛みがある人は別ですが、そうでなければ僕は BURTON のブーツをお勧めします。 今使っている BURTON のブーツが足に合わないという方は、もう一度ショップでサイズをきちんと測ってもらった上で NEW　MODEL を履いてみてください。 サイズが合っていなければ痛くて当然ですし、ブーツの足型も年々変わってきています。 それに BURTON も熱成形のできるブーツを発売しました。 しかも他のブランドとは違う材質のインナーなので、足がムレたり等上記のようなデメリットはありません。 一度試してみてください。 最後に。 ブーツのインナーはご自分の足の形ぴったりではダメなのです。 場所によっては出っ張るところは余分に出っ張って、引っ込むところは余分に引っ込んでいる方がスノーボードには適しています。 なぜなら、つま先側は踏ん張るときに足の指が曲がって開きますから少し余裕がないといけませんよね。 （オーブンで焼くブランドのブーツも成形するときに、つま先にキャップをかぶせますよね。） かかとの浮きを少なくするためにアキレス腱の部分はパッドが余分に出ていてガタがないようになってますよね。 （ BURTON は追加用のパッドが付いています。） もう一度考えてみてくださいね。 あなたが買うのは、あくまでもスノーボードをするためのブーツですから。